クメール正月も終わり、Moi Moi農園のマンゴーも食べごろとなってきました。
カンボジアのマンゴーは、上部が少し黄色に色づきはじめた頃が採り頃。ですから、全身ほとんど緑色で固いうちにもぎ取り、全身黄色になるまで、3日~1週間寝かせる必要があります。
さっそく、今年初のマンゴー狩りに出かけてきました!
マンゴーは植えて6年ほどで実をつけ始め、高いもので20mくらいになる木もあります。
この木は植えて10年目くらいでしょうか。鈴なりに実を付けている姿は見事です。
手の届く範囲に生っている実はこの通り、手でたやすくもぎ取れますが、
ちょっと背伸びをしなければ届かないところは、こんな感じで枝を手繰り寄せてとります。
それより高いところは、こんな風に虫取り網のような長い棒を引っ掛けて採ったり、
木に登って採ったり・・・。
もっと木が高くなるとこんな感じ。
木の上に登ってもぎ取ったマンゴーを落とす人と、下で袋を広げて受ける人に別れて採取します。
少しでも表面にキズがつくとすぐに腐りはじめるので、もぎ採るときも、受けるときも、慎重に行わなければなりません。
もぎ取ったマンゴーは、風通しのよいところで、ひとつひとつ並べ、数日かけて熟してくるのを待ちます。
並べ方にもこつがあり、生っている姿、上下そのままに、立てるようにおいていきます。
毎日、この作業を繰り返していくと、並べた順に、マンゴーが黄色く色づいていくのがわかります。
まるで、マンゴーの絨毯!見ているだけで幸せになるような光景です。
中には、ちょっとしたキズから腐り始めているマンゴーもあるので、毎日チェックして、隣のマンゴーに移らないよう、取り除いていかなければなりません。
大量のマンゴーに囲まれて、マンゴーをまるかじりするJST代表のチア・ノル。
こうして採れたマンゴーは、Café Moi Moiにて、食後のデザートとしてもお出ししております。
ぜひぜひ、この季節でしか味わえない、カンボジア一のおいしいマンゴーをご堪能ください!
また、JSTでは、マンゴーツアーも実施しております。
昨年のツアーの状況はこちらをご覧ください。
JST HP>>JSTオリジナルツアー>>ツアー例「カンボジアまるごと味わいツアー」
http://www.jst-cambodia.net/tour/02.html
また、 JSTオリジナルツアーについてのお問い合わせは、
カンボジアマンゴー狩りは例年、4月中旬から5月初めまでとなっております。
お申し込みはお早めに!
(よ)
コメント
先日は補習校のマンゴー祭りの為に、お骨折り頂き本当に有難うございました。何しろ第一回目のイベントでアッという間に
終ったというのが実感です。
素敵な昼食の場所やセンス溢れる建物の数々。今度は雨季に入って緑一杯の風景を愉しませて下さい。
チアさんと小出さんが、ずっと付き合って下さったのは新たな一面を見させてもらった様な気がしました。
マンゴー狩り初心者の皆さんが、オンクロームと格闘しているのを横目に、いつもより更にゆったりとした時間が過ごせました。
シェムリアップに暮らす日系の子どもたちのための補習校のピクニックでマンゴー狩りをした時の様子ですね。
私もぜひ参加したかったですが、日本帰国中で残念。
オンクロームとはマンゴーの木が大好きな巨大赤アリのことですね。マンゴーの甘い香りに導かれ、木の葉っぱを丸めて巣を作るタイプのやつです。
体長7,8mmもあり、噛まれた時の激痛は、「痛い」という言葉では表現できません・・・。
その痛みにも、年々慣れていくのですが。笑
今年のマンゴーシーズンもあとわずか。
思う存分楽しもうと思っています。