JSTツアーでは、クラウ村の子供たちを対象にした「小さな美術スクール」を見学してもらう試みも始めました。
集まってくる村の子供達は100人弱。カンボジアでは、小学校の教室も先生も不足しているため、美術、音楽などの科目は全くありません。そのようなわけで、村の子供たちの「小さな美術スクール」への期待はとても大きく、皆、楽しみに集まってきます。
一方、2クラスを同時に行うので、指導に当たってくださる笠原先生はとっても大変。
2人掛けの机に4人、5人と座っている子供たち一人一人に、紙や鉛筆やのりやはさみを配り、あっちの建物、こっちの建物と移動して、子供たちに説明をしたり、コメントをしたりしなければなりません。
汗を流しながら、にこやかに、「これはスポーツ絵画ですね!」とおっしゃるほど。
そのような状況なので、「小さな美術スクール」を見学に来られたお客様には、必然的に、子供たちへの道具配りや回収、道具の使い方の手助けなどを手伝っていただくことになるのですが、村の子供たちと楽しく、自然に触れ合える、またとない機会となることがわかりました。しかも、カンボジアの子どもたちの純粋な感性と表現力から、たくさんのパワーをもらえること、請け合いです!
皆さんもぜひ参加してみてください。
さて、この日は、東京からJSTツアーに参加してくださった若いお二人をご案内しました。
折り紙で切り絵をする小さいクラスの子供たち。
台紙となる色がみに、別の色紙を切り抜いて貼ったり、自由に絵を描いたりします。さて、何ができるのかな・・・・・?
大きなクラスでは、葉っぱを描き、色鉛筆で自由な色を塗っていきます。いろいろな色を塗り重ねることによって、どのような効果が生まれるか、体感してもらう試みです。
思う存分好きな絵を描いた後は、歌の時間です!
先日のJSTツアーで披露された子どもたちの「幸せなら手をたたこう」が大好評だったので、もう一度、皆で歌うことに。
お客様のお二人には、片手ずつで、メロディーを弾いてもらい、モイ(1)、ピー(2)、バイ(3)で子供たちの大合唱が始まります。
子どもたちの元気な歌声に、こちらまでとっても幸せな気分に。
絵と歌。村に届いたプレゼントに、アンコールクラウ村の子供達は今、夢中になっています。
皆さんもぜひ、アンコールクラウ村の子供たちとの交流を楽しんでくださいね!
JSTツアーをさらに知りたいという方は、ぜひJSTホームページをご覧ください。
(よ)
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