アンコールクラウ村コミュニティセンターでの村の子供たちとの交流は、子供たちの歌で始まり、歌で終わります。
現在のところ、子供たちの歌のレパートリーは、「さくら さくら」、「カエルの歌」、「幸せなら手をたたこう」。
そのうち、「さくら さくら」と「カエルの歌」は、なんと日本語で歌えてしまうのです!
小学校唱歌の代表曲の一つ「さくら さくら」は、村の子どもたちは、意味が全く分からないにもかかわらず、全員が、一語一語、日本語で、正確に歌えてしまうのには、全くもって驚きの一言に尽きます。
「カエルの歌」は、カエルの鳴き声「グァッ、グァッ、グァッ、グァッ」のところを、
「オップ、オップ、オップ、オップ」とカンボジアのカエルの鳴き声で歌うところがなんともかわいらしい!
そんな村の子供たちに、新たな歌に挑戦してもらおうと、「ももたろう」の歌を選んでみました。
「ももたろう」は、村の子供たちは、英語劇として実演したことがあるので、小さな子供たちでも、ストーリーはなじみがあるはず。
(ももたろう劇のブログはこちら
→http://www.jst-cambodia.net/tourblog/2009/03/post.html)
先日の雑炊イベントの待ち時間に、「ももたろう」の歌に挑戦してみました!
アンコールやまなみファンドから届いた、「CDで聴く童謡つき よみきかせ絵本」の「ももたろう」のお話と歌を、まず、子供たちに説明していきます。
←雑炊用のお皿を手に持って集まった子供たち。
手前が、やまなみファンドの皆さんからプレゼントされた絵本です。
←JSTスタッフのタウリーが、ホワイトボードに、カンボジア語でももたろうの歌の歌詞を書いていきます。
←絵本の絵を見せながら、「ももたろう」のお話を解説するタウリー。
子どもたちは、「ももたろう」のお話しに夢中。一言も聞き洩らすまいと、真剣に聞いています。
←さあ、歌ってみましょう!
歌の指導は、JST日本人スタッフのうめ子お姉さんです。
ところが・・・・・!!
5~6回、皆で歌ったところで、もう、小さな子は、お腹がすきすぎて、歌どころではなくなってきました・・・・。
それはそうですね。
「腹がすいてはイクサはできぬ!」
ももたろうも鬼退治どころではありません。
その後の子供たちの様子は、こちらのブログをご覧ください!
→http://www.jst-cambodia.net/jstnews/2011/01/post-65.html
「ももたろうの歌」は、「さくら さくら」などと比べて、テンポが早く、全く日本語がわからない子供たちにとって、ちょっと難しい歌のようでしたが、再度、挑戦してみようと思います。
(よ)
コメント
子供たち、素敵なお年玉をもらえてよかったですね。
大きなお鍋の湯気とともに、美味しそうな香りまで漂って
きそうです。
子供たちの嬉しそうな笑顔を見ていると、ついつい顔になってしまいます。
自分のことは後にしても、小さい子たちの面倒をちゃんとみているお兄さんお姉さんたちの健気な様子を想像すると、ちょっとほろっとしたりしました。
次回のツアーでは、「ももたろう」の歌声をきくのを楽しみに
していますね。
山岡さん、ありがとうございます!
明日は、また、クラウ村の子供たちのために、雑炊をつくる予定です。
そのときに、いただいた沢山の絵本を子供たちにプレゼントして、村のお兄さん、お姉さんたちに読んでもらおうと考えています。
明日は、日本からの若者も何人か参加してくれる予定なので、
彼らにJSTブログで様子を報告してもらいますね。
こちらもお楽しみに!