先月1月28日、愛知県のローターアクトの皆さんが、アンコールクラウ小学校と、クラウ村コミュニティセンターを訪問。
村の子供たちと、折り紙や歌、そしてゲームなどで交流しました。
←アンコールクラウ小学校に集まった、ローターアクトの皆さん。
←小学校に、文具や衣類など、たくさんのプレゼントを持ってきてくださいました。
←折り紙で鶴を作ってみよう!
右端が、今回感想を送ってくださった地区代表の猪子さんです。
←アラピヤーの歌を皆で大合唱!
←クラウ村コミュニティセンターでの交流。最後に記念撮影です。
では、第2760地区ローターアクト代表の猪子さんからいただいた感想を紹介します。
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ローターアクトクラブの海外研修プログラムで、
海外奉仕について取り組む機会を設けようと思い、
カンボジアの子ども達の現状を知ることをメインテーマとしました。
今回JSTさんには、私たちの訪問を快く受け入れてくださって、
本当に感謝しています。
長い内戦の影響で、教育基盤が破壊され、
子どもたちの就学率や進学率が低く、貧しい人たちも多い。
と、事前に聞いており、今回の学校訪問は、
「私たちがカンボジアの子ども達に何が出来るのか。」
の、答えを見つけ出す大きな機会となる予定でした。
実際に現地に訪問した際、私たちに笑顔で手を振りながら
駆け寄ってきてくれる子ども達が本当に可愛かったです。
わずかな時間ですが、子どもたちと遊んで、
私は、「幸せ」ということについて考えさせられました。
子どもたちは、非常に生き生きとしており、目を輝かせて、
私たちから見れば、貧しい暮らしをしているのかもしれないけれど、
家族の絆が強く、今を生きることに一生懸命なように見えました。
果たして、物があふれていて、物欲が先走って犯罪が起こる、
自殺者があとを絶たない、日本に生まれた私たちは、
彼らに奉仕をすると言えるほど、幸せではないと思いました。
もしかしたら、私たちが勝手に「かわいそうだから助けてあげよう」
と、思って支援していることは、彼らにとって良い影響にはならないかもしれません。
私たちが奉仕に行ったはずであったのに、
子ども達に、本当に大切なことを教えてもらいました。
しかし、カンボジアの教育基盤がまだ整っていないのは現状です。
子ども達は、本当に明るくて可愛かったです。
これからのカンボジアを作るのは彼らです。
だから、教養を十分に見につけて、彼らの手で自分の国を良くしていってもらいたい。
そのことのお手伝いに関しては、私たちもできる限りのことをしたいと、思いました。
貴重な体験をさせていただきまして、ありがとうございました。
村の子どもたちはもちろん、カンボジアの子どもたちが元気で成長することを心から願っています。
国際ロータリー第2760地区ローターアクト
地区ローターアクト代表 猪子知里
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