遺跡の現場から

バイヨン 彫像修復事業

東参道の新しいエリアでの修復作業を開始しました

12月に入り、カンボジアでは一年で最も涼しい時期に入り、当プロジェクトの修復工事も、現場を新たなエリアに写し、作業を開始しました。 場所は東参道の北側の欄干の中央エリア。このエリアでは、参道上に巨木が成長してしまい、その根が基段の内側に入り...
バイヨン 彫像修復事業

新砂岩材の加工ってどうやるの?

9月に入り、バイヨン寺院東参道の北側エリアで進められていた修復作業も、各部材の修理を終え、欄干を載せる部分の基壇側の問題箇所の改良も完了し、いよいよ再構築の段階にはいりました! 欄干は、大きく3つの層に分けられます。一番下には「地覆」と呼...
バイヨン 彫像修復事業

東参道での修復活動が本格的に開始しました!

4月の中旬に開始した第2フェーズですが、、はじめは修復現場を整備したり、解体前の図面を書いたりといった作業が中心でしたが、5月に入り本格的に欄干や彫像部材の修理作業が開始されました!現在修復を進めているエリアには、20世紀初頭に修復されたも...
バイヨン 彫像修復事業

第2フェーズが開始しました!~準備編~

2014年4月中旬、カンボジアのお正月である『クメール正月』が開けた後、いよいよ本格的に本プロジェクトの第2フェーズが開始されました! 第2フェーズでは、観光客が最も集中する、バイヨン寺院正面となる東参道のナーガ彫像、シンハ彫像、欄干の修...
バイヨン 彫像修復事業

バイヨン寺院南側外回廊東半分の修復工事完了!

2013年12月から仮組み工事が開始したバイヨン寺院南側外回廊、東半分の修復工事が本プロジェクトの第1フェーズの修了とともに、修復完了しました! 修復の過程で、この場所に用いられていた欄干の部材を詳しく調査していくと、過去のフランス...
インターン生-奥

東参道テラス西端南調査区

インターン生として活動させて頂いてます富山大学の奥です。  東参道テラス西端南調査区では、テラスと回廊の建造順序を確認するため調査を進めています。調査区東端に設けたサブトレンチ内の断面が以下になります。
インターン生-奥

構造物について

インターン生として活動させて頂いております富山大学の奥です。  前回のブログで紹介しました積石の構造物に関して、少しずつ理解が深まってきました。  写真中央の少し上、作業員の方が立っているところがその構造物になります。これは、写真右側...
インターン生-奥

調査区拡張

インターン生として活動させて頂いてます富山大学の奥です。  前回のブログで紹介しましたように、東参道テラス東端南の調査区では複雑な遺構の状態となっており、拡張を続けています。これに応じて毎日、平面図を作成するのに追われています。 それと...
インターン生-奥

図面を作成しています

インターン生として活動させて頂いております富山大学の奥です。  アンコール・トムの中心にあるバイヨン寺院の発掘現場では現在、東参道と沐浴池で発掘調査を行っています。調査に参加し、図面の作成を続けています。東参道テラス西端南に隣接する調査区...
インターン生-奥

はじめまして

はじめまして。この春に1ヶ月間インターン生として参加させて頂くことになりました富山大学2回生の奥と申します。自分は現在、バイヨンの発掘現場にて作業をさせてもらってます。そのため、これからはこの場をお借りして発掘現場の様子をお伝えしていきたい...
タイトルとURLをコピーしました