はじめまして。この春に１ヶ月間インターン生として参加させて頂くことになりました富山大学２回生の奥と申します。自分は現在、バイヨンの発掘現場にて作業をさせてもらってます。そのため、これからはこの場をお借りして発掘現場の様子をお伝えしていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いします。
現在バイヨンには３つの発掘調査区があり、自分はそのうち、バイヨン東参道テラス東端南に隣接する調査区に主に関わらせてもらってます。これがその写真です。
[東から撮影]
各調査区は３ｍ×３ｍのグリッドで区切られており、そのグリッド内を発掘していきます。ここは更に断面確認のための畦畔によって３つに区切られています。
発掘（２月１７日）
ここで行われている発掘作業の中で、現在、自分は平面図作成を担当しています。コンベックスで距離を測って伝えていましたが、日本で発掘をしていたときとは異なり、英語で数値を伝えるため慣れない点もありました。でも、わからないことがあればちゃんと聞くようにして、早く慣れようと励んでいます。
平面図作成（２月１９日）
そして、現在平行して進められているのが、テラス西端南に隣接する調査区の発掘調査です。
[東から撮影]
この調査区では現在、立面図の作成を行っています。
立面図作成の様子
立面図という図面の作成を今回初めて見ることとなり、非常に貴重な経験となってます。作業員の方々に教わりつつ、成長していきたいと思っています。
さて、もうひとつ調査区があります。
[南から撮影]
東参道南側に存在していたと思われる沐浴池の池底を確認するために掘り進めている調査区ですが、時間が経つにつれ、水がしみ出てきますので、時折水を吸い出しながら、作業を進めています。
今回がインターン生活におけるブログ投稿の第１回目ですので、紹介ばかりになってしまいましたが、今度からはもっと詳しくお伝えできたらなと思っています。
奥
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