2017年秋オアシス活動報告その⑥〜バイヨン中学校教員日本研修報告会

NPOオアシス活動2017年度

スースダイ!

インターンの中岡です。
11月14日に行われたバイヨン中学校教員日本研修の報告会について書きたいと思います!
この報告会は、2017年9月12日から18日にかけて行われたNPOオアシス主催の日本研修に招待されたバイヨン中学校の教員3名によるものです。
3名が日本での学校交流や市民交流を通じて、経験し感じたことを発表してくれました。
最初は校長先生からお言葉があり、
バイヨン中学校創立以来、支援していただいているオアシスへの感謝が述べられました。
そしてこれからも持続させていきたいとの言葉もあり、いまよりも深い関係として発展していく予感がしました。
その後、日本研修に参加したヴィラ先生からプレゼンテーションによる研修報告がありました。
ビィラ先生は、日本についた時の空港や道の綺麗さ、ゴミが一つも落ちていないことに驚いたと仰っていました。
さらに、蒲郡の学校訪問では学校の壁に掲示板があり、色々なところに図や標語や写真、生徒たちの賞などのトロフィーが見えるところに飾ってあったのが印象的で、バイヨン中学校でも実践していきたいと語っていました。
職員室訪問では、教員同士の机や椅子の近さにも驚いた上に、
そもそもの教員同士の距離が近く、たくさんコミュニケーションが取れる工夫がされていて、これもバイヨン中学校に取り入れたい。と話していました。
学校全体が綺麗で充実した設備を持つと同時に、生徒の興味や関心を引くような工夫が至る所でされていて、カンボジアとのギャップに驚いたと話すヴィラ先生。
日本で学んだ方法は簡単にカンボジアで取り入れることができる部分もあり、特にゴミの分別などは率先して行っていきたいと語っていました。
更に、学校内に特別支援学級があり、学校に通いたい生徒が皆同じ環境で教育を受けることができることはカンボジアでは考えられないそうです。
日本研修の中には日本の学校で話す機会があり、日本の子供達にもカンボジアの現状やバイヨン中学校の課題点なども知っていただけて嬉しかったそうです。
その際には、日本の中学生がお小遣いを貯めてバイヨン中学校に救急箱を寄付してくださったそうです。
私は報告を聞きながら、こうした日本の教育現場を視察することによってカンボジアの教育が向上していくんだろうなという気がしました。
報告会の後には、オアシスさんからのサッカーボールとパソコンの贈呈式がありました。
バイヨン中学校の体育の授業では今まではバレーボールを使っていましたが、これによってクラス(約40〜約50名)で体育の授業を受ける際、二人で一つのボールを使えるようになりました。
またサッカー部の練習にも活用されるとのことで、今後の活躍に期待がかかります。
これで、今回のオアシスさん活動報告は終わりです。
オアシスさんの皆さん、バイヨン中学校や教員養成校での活動お疲れ様でした。
今後ともよろしくお願いいたします。
また1月にお会いできるのを楽しみにしています^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました