2017秋オアシス活動日誌⑤-Skypeを使った英語の授業~愛知県蒲郡中学校との交流~ー

NPOオアシス活動2017年度
スオスダイー!
インターン藤原です!
11月17日は、バイヨン中学校と日本の愛知県にある蒲郡中学校の
Skypeによる英語の授業がありました。

蒲郡中学校とバイヨン中学校の交流は深く、
蒲郡中学校からは生徒を中心に、学用品を集めてバイヨン中学校に寄贈したり、
バイヨン中学校からは、先生が蒲郡中学校へ研修に行ったりしていました。

また、オアシスさんを通して、お互いにビデオレターを送るなどして
コミュニケーションを取りあっていました。

ですが、オンラインで会話をするということは、今回が初めての試みです。

バイヨン中学校も蒲郡中学校も、今回のSkypeでの英語の授業のために
Skypeの調整や、授業の展開・スケジュールの作成など、念密な準備をしていらっしゃいました。

Skype英語授業当日の朝、
バイヨン中学校の教室では、リハーサルが行われていました。
今日の本番まで、英語の先生を中心に
たくさん練習をしてきたようです。
いよいよ、本番の時間。
ちゃんと繋がるのか、時間通りに進められるのか・・・と、
先生方もオアシスの皆さんも、ドキドキだったのですが、

約束の時間に、校長先生がSkypeを繋げると・・・
すぐに繋がりました!
スクリーンにお互いが移ると、
「Hello!!」と手を振りあいました。
skypeの英語の授業では、
バイヨン中学校、蒲郡中学校それぞれ3~4人ずつ、順番に出てきて
・ポピュラーな食べ物について
・伝統的なものについて
・今流行っていることについて、
・将来の夢について
・好きなスポーツについて
・学校のルールについて
・挨拶の仕方について
など、テーマを決めて会話をしました。
お互いに、自分自身のこと、それぞれの国のことを紹介しながら、
レスポンスをしたり、質問をしたりして、コミュニケーションをしました。

食べ物についての会話では、
蒲郡中学校の生徒が、画面にお寿司を出して「これは何か知っていますか?」と聞くと、
バイヨン中の生徒が「おすし!」と即答しました。

これには日本の中学生もビックリだったようです。
バイヨン中学校の生徒は、写真を見せて、クメール料理の紹介をしました。
伝統的なものについてのお話では、
日本からは、けん玉、浴衣、和太鼓や笛を使った日本の伝統音楽を披露してもらいました。
カンボジアからは、カンボジアの伝統的な太鼓の演奏を披露しました。
ただ単に会話するだけでなく、画面を通して文化交流も行われました。
挨拶の仕方では、カンボジアでは挨拶をするときに、
相手によって合掌の高さが変わるということを紹介しました。
バイヨン中の学生が合掌の高さを示すと、日本の学生も真似して
合掌のポーズをしてくれました。
流行っているものの会話では、
蒲郡中学校の男の子がかつらをかぶって、
チャラララ~チャラララ~チャラララ「35億!」
と、ブルゾンちえみの物まねを披露してくれました(笑)
もちろん、バイヨン中学校の生徒はブルゾンちえみは
知らないのですが、
面白かったようで、大盛り上がりでした!
最後は、蒲郡中学校の皆さんが
吹奏楽部の演奏に合わせて、校歌を演奏してくれました。
バイヨン中学校の生徒たちは、見たことのない楽器に見入っていました。
結局、本番までは時間通りにいくのかどうかと懸念されていましたが、
大きなトラブルなく、時間内に授業を終わらせることができました。
数か月前までは、電気も通っていなかった学校で、
日本の中学生との交流がSkypeを通して実現したということは、
バイヨン中学校にとって画期的な出来事です。
バイヨン中学校の生徒達も、Skype授業の後、
「もっと英語を勉強しようと思った」
「制服が凄かった」「日本人の同年代の中学生がどんな感じなのか知ることができた」
などとコメントしてくれて、今回の授業が生徒にとっていい刺激になったと思います。
今回のSype英語授業の成功に引き続き、
これからも定期的に、Sypeを通してコミュニケーションを取り、
日本×カンボジアで、英語での会話の練習・文化交流の機会ができたらなと思います。

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