小さな美術スクールへ!

NPOオアシス活動2016年度
こんにちは。
インターン生の榎本です!
本日も引き続きNPO法人オアシスさんの活動報告をさせて頂きます。
昨日の午前中はバイヨン中学校での家庭科授業の準備として
バナナの葉での染色の下準備をしてきました!
11月13日からの3日間はカンボジアの一大行事である水祭り開催のため祝日であり、
生徒は登校しておりませんでしたが、教員の方々が準備を手伝って下さいました(^_^)

まずはミョウバンを入れた水40リットルにバナナの葉3キロを大鍋に投入し、竈に火を入れ、
沸騰するまで待ちました。
すると徐々に水に色がついてきました。
バナナの葉自体は緑ですが、煮出すとカーキ色のような色がでてきます。
どんどん色が出てきたところで火を止め、蓋をして明日の朝まで冷やすことにしました。
バイヨン中学校での活動は今回はここまでで終わりで続きは後日となりました。
午後からはシェムリアップにある小さな美術スクールへ行ってきました。
小さな美術スクールは、学ぶ意欲がありながら学習する機会に恵まれない
カンボジアの子どもたちに無料の美術教育を提供するために、
元美術教師である笠原知子の個人資金によって約8年前に設立されました。
子どもたち自身の自由な発想を大切にし、
「表現する喜び」と「豊かな表現世界」を広げることを大切にして運営をされている
素敵な場所です。
最初は絵の書き方なんてまったく知らなかった子どもたちが
どんどんと才能を開花させ、素敵な絵をたくさん描きあげていました。
子どもたちが描いた作品は販売され、売れるとその利益の半分が
その絵を描いた子どもに還元されます。
“絵を描くことをしっかり極めていくと仕事となる”ということを
子どもたちに伝えることのできる場ともなっています。
今回、オアシスの方々から、
日本で行われた絵画展の収益が小さな美術スクールの方へ受け渡されました。
カンボジアで描かれた絵が日本の人に届き、
喜ばれるというは本当に素敵なことだと思います。
こういったことがこれからも続いて、
そして広がっていくと良いなと強く感じました。
榎本

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