新しい動きに苦戦…?

NPOオアシス活動2016年度
こんにちは。
JSTインターン生の榎本です!
カンボジアは日差しの強い日々が続いています。
本日も引き続き、NPO法人オアシスさんの活動の様子についてお伝えさせて頂きます!
今回はシェムリアップ州立教員養成校での体育授業についてです。
まず最初は今回のオアシスさんの活動に同行して下さっている
ヨガ講師の大滝先生によるバレトンの授業でした。
バレトン…!?みなさんはご存じでしょうか?
バレトンとはバレエの「バレ」、と調整する(筋肉を)という意味のToneの「トン」を
掛け合わせたものでバレエ、ヨガ、フィットネスを組み合わせた運動です。
今回はそれを生徒のレベルに合わせて教えて頂きました。
(写真左:通訳サイハー、右:大滝先生)
生徒たちは今までしたことのない動きに苦戦しつつも、とても良い表情で
バレトンに挑戦していました。
大滝先生は、バレトンの動きは普段使っていない筋肉を使うため、
明日ぐらいに筋肉痛になるかもしれないが、使っていない筋肉を
動かすことはとても良いことだと仰っていました。
そして次は金田先生による運動会の行進の練習でした。
手と足が同じタイミングで前に出てしまう生徒は少ないのですが、
どうしても全員で息を揃えることが難しいようです。
声掛けと周りを良く見ることが鍵ですね。練習あるのみです!
そして次は運動会の種目の一つとなるであろう竹取物語の練習をしました。
ただがむしゃらに棒を引くのではなく、
腰を落として地面に踏ん張らなくてはいけない、
と金田先生がアドバイスされていました。
生徒たちの勢いですごい砂ぼこりが…。(笑)
あまりの勢いで竹が二本も折れるというハプニングもありましたが
生徒たちは楽しんで取り組んでいました。
同じ敷地内にある小学校のちびっこたちが興味津々で見学していました。(笑)
その次はリレーのスタートの練習でした。
運動場の土は非常に滑りやすいのでスタートが踏み切りにくく、大変です。
そのためクラウチングスタートの練習をしました。
走りの上手い生徒がお手本となって生徒たちの前で実演しました。
まだまだ難しいクラウチングスタートですが、
本番では最初のスタートをかっこよくきめられるようになってほしいですね。
最後はラジオ体操をして終了しました。
バレトンを教えて下さった大滝先生からは、
運動は楽しさを与えてくれ、心を元気にし、育ててくれる、
といった効果があるというお言葉がありました。
単に体育を教えるのではなく、
そういった意識付けを大切にできる教員になってほしいですね。
ご覧頂きありがとうございました。
榎本

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