聖心女子学院カンボジア体験学習~遺跡を通してカンボジアを知る~

スタディツアー受け入れ日記
こんにちは!
今回も聖心女子学院のみなさんのスタディーツアーの様子をお届けします。
【7月24日】
シェムリアップでの活動2日目。
今日もお天気に恵まれ、気持ちいいぐらいの青空で一日がスタートしました。
まず初めにアンティエ・プレスクール幼稚園を訪問し子供たちと交流しました。
ここは日本人シスターが運営しておられる幼稚園です。

最初にどういう経緯でカンボジアで幼稚園を立てたのか、
どんな家庭の子供たちが通っているのか、幼稚園で子供たちは何をして過ごしているのか等の
お話をシスターから伺いました。
そして、もうすぐにせまっている卒園式で発表する歌と踊りを
幼稚園の子供たちが披露してくれました!

元気いっぱいに踊りながら歌う子供たちにすっかり癒されました。
その後聖心の生徒さん達が子供たちのために
日本から準備してきてくださった手作りの紙芝居「クレヨンのくろくん」を
読み聞かせてくださいました!

手作りのカラフルな絵本に子供たちも興味津々で聞いていました。
絵本のあとは、子供たちと風船や絵本で一緒に遊びながら
みなさん交流を楽しまれていました!

そういえば、幼稚園からの帰り道
たくさんの人が行進している行列に出会いました。

「これはいったい何の行列?」
生徒のみなさん興味津々!
実はこの行列、お寺を新しく建てるための資金を集める行進なんです。
こうやって歩くことで、まわりに住む人に知ってもらうという意味もあります。
カンボジアの日常の様子を少し知ってもらえたかな?
こういったことに遭遇し経験できるのも現地に来ているからこそですね!
幼稚園を名残惜しく後にして次に向かったのは、
上智大学の遺跡修復にあたるチームのオフィスです。
ここでは、アンコール遺跡群の遺跡修復に関する歴史や現在の活動のお話を伺いました。

アンコール遺跡群がかつては崩壊し危機的状況にあったこと
遺跡修復は様々な国が協力して行っていること
カンボジア人の手で遺跡を護るために人材育成を行っていること
など、知らなかったたくさんのことをみなさん学んだ様子。
これからアンコールワットを見学に行くので、熱心にメモを取って聞いていました。
おいしくお昼ごはんをいただいた後は、アンコールワットとタ・プローム遺跡を見学しました。
初めて見る世界遺産アンコールワットに、生徒のみなさんも大興奮!
つい先ほどお話を聞いたばかりのアンコールワット西参道の修復前後の様子を
生で見て、遺跡修復の技術にも驚かれていました。

写真から見て左側はオリジナル、右側は修復されたものです
みなさん熱心にチアさんのガイドを聞いておられました。


偉大な遺跡アンコールワットにみなさん感動していました。

次にタ・プローム遺跡を見学しました。
アンコールワットとはまた一味違った
木々に覆われた不思議な寺院に生徒のみなさんも興味津々の
ようでした。


たくさん写真を撮ってとても楽しんでいる様子!
そして最後に、バイヨン・インフォメーションセンター(BIC)にて、
カンボジアの遺跡の歴史と遺跡修復の概要の案内がありました。

スタッフの説明をみなさんしっかりメモをとって聞いていました。
照りつけるような暑い中での長ーい1日が終了しました。
みなさん、今日も一日お疲れさまでした。
今日は遺跡を通してカンボジアの歴史や
遺跡と共に生きる人々の暮らしを学んだ一日になりました。
籔内

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