クローランづくりツアー

インターン日記(伊藤)



 

 1020日(日)

 

こんにちは。関西学院大学の伊藤です。

 

今日は、JASAの代表中川先生とやまなみフリースクールの皆さんと竹おやつクローランと牛車でのツアーを試験的に実施させて頂きました。

 

朝からクローランづくりを始めます。先日もWat Slatromchey primary schoolの給食配給に来てくれたReiおばあちゃんがまた手伝いに来てくれて、皆に作り方を教えてくれました。クラウ村育ちのヨンさんがやはり一番上手です。ココナッツミルクと豆の入ったご飯を竹に詰めてバナナの皮で蓋をし、藁を詰めて焼きます。余ったご飯は、バナナの皮に巻いて蒸します。やまなみスクールの皆さんもすぐにやり方を覚えてお互いに教え合って大盛り上がりでした。

 

焼いている間に、今度は牛車に乗って村の中の遺跡を訪れました。

ここはまだ観光地としては認知されていない場所ですが、アンコールトムと同じ時代に作られたものです。当時100箇所程あった病院のうちの一つだそうで、今でも村人たちの信仰は熱い場所です。家族が病気になるとここへ来て、お供えをして治してもらえるようにお祈りするそうです。「次はもっといいもの持ってきます。」なんてお願いすることもあるようです。

 

 

 

お昼は、午前中にみんなで作ったクローランとMoiMoi restaurantのビュッフェです。クローランは本当に美味しくて、カンボジアンスタッフも買うより美味しいと絶賛していました。

 

「小さな美術スクール」を運営する笠原先生も絵を教えに来て下さり、子どもたちは普段はなかなか触れることのできないクレヨンで大はしゃぎです。めったに絵を描く事ができないにしては、彼らのセンスは侮れません。私は絵のセンスが欠けているので、特に彼らの配色センスなんかとてもうらやましく見学させてもらっています。

また、今回はやまなみグループの方々が事前に野原を描いた模造紙を持ってきてくださいました。そこに子どもたちが描いた動物を遊ばせ、一気に賑やかで盛りだくさんの野原に変わりました。

 

先日、オアシスの皆さんが子どもたちに教えてくださった「さくら」の合唱や「かえるの歌」の輪唱、他にも今まで覚えたたくさんの歌を披露してくれました。練習と言っても、1回しか練習していなかった合唱、輪唱もよく覚えていて、この子たちの記憶力と音楽感性には感服です。私がまだ歌詞があやふやなことは内緒です。今度村に行く時には一緒に歌えるといいな。

 




次回もお楽しみに。


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