バイヨン・インフォメーション・センターにて新しく、期間限定の英語トレーニング事業を始めました!
2月9日から2月29日までの21日間 、ニュージーランド出身のJane Flaganan さんを迎え、、バイヨン・インフォメーション・センターで働く2名の英語専門スタッフの語学・説明向上トレーニングを実施しました。
Janeさんは、オーストラリアの世界遺産としてとても有名なエアーズ・ロックのあるウルル・カタ国立公園で公園専属ガイドとして働いていたキャリアを持ち、その後タスマニアの世界遺産サイトでも仕事をしていたという「世界遺産インタープリター」の先輩に当たります。
今回は長期休みを利用して、他の世界遺産サイトでボランティアをしたいという申し出を受け、バイヨン・センターに3週間来てもらうことになりました。
今回は長期休みを利用して、他の世界遺産サイトでボランティアをしたいという申し出を受け、バイヨン・センターに3週間来てもらうことになりました。
今回Janeさんとトレーニングをするのは、バイヨン・センター英語解説スタッフのYongとSmey。
Yongはアンコールクラウ村出身。クラウ村コミュニティセンターで英語を勉強していた学生で、現在は平日はバイヨンセンターで働き、土日にはシェムリアップ市内の単科大学に通い、さらに英語のプライベートスクールにも通うがんばる21歳です。
Smeyは2011年7月にプノンペンの王立芸術大学の考古学科を卒業し、2011年12月から2012年2月までJSTのトレーニングスタッフとして働いています。 文化人類学に興味が強く、休日には自転車でクラウ村へゆき、インタビューやお祭りの調査をしています。歴史や遺跡への知識も豊富で、バイヨンセンターのスタッフにも一目置かれています。
この英語トレーニングの背景には、バイヨンセンターのお客様の多様化があります。
2011年の中ごろから、バイヨンの修復現場見学ツアーに日本からだけでなく、欧米系のお客様からの申し込みが増えました。イヨンセンターにも、欧米系をはじめ、中国・台湾・ベトナムなどのアジア勢訪問者も多くなり(ロンリープラネットに掲載されたおかげ?!)、いままで以上に、英語スタッフの役割も大きくなってきています。
2011年の中ごろから、バイヨンの修復現場見学ツアーに日本からだけでなく、欧米系のお客様からの申し込みが増えました。イヨンセンターにも、欧米系をはじめ、中国・台湾・ベトナムなどのアジア勢訪問者も多くなり(ロンリープラネットに掲載されたおかげ?!)、いままで以上に、英語スタッフの役割も大きくなってきています。
今までどちらかというと日本語スタッフが主力、という印象だったバイヨンセンターで、英語スタッフにも自信をつけて、ステップアップする機会を作りたい!という思っていたところにJaneさんからの申し出が出会い、今回のトレーニングが実現しました。 トレーニングは、7日間に分けた3段階で、毎日午前90分、午後90分の1日3時間。出勤シフトにあわせて、一人ずつトレーニング。みっちりです。
トレーニング開始時、まだ双方やや緊張の面持ち?
この21日間で、英語スタッフのYongとSmeyにどんな変化が現れたか、とても楽しみです。
各週の秘密のトレーニングの詳細は、次号へ続く!
(Mai)
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