インターン経過報告・サンボー調査その3

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この日の午前中、青年団は遺跡見学、私とスマイは引き続きインタビュー調査を行いました。
ホームステイハウスのオーナーの息子さんにインタビューの後、昨晩の夕食に出た魚を取った家にインタビューに行きました。
このような農村滞在型のツアーの場合、宿泊客のみならず、その周辺にも経済的な効果があります。
今回の場合、オーナーの家で足りないもの、例えば野菜や鶏、魚などを近所から買ってくることになります。
午前11時から、アンケート用紙の回収を終えたASCAとクラウ村青年団でディスカッションを行いました。
最初は5つの小グループに分かれて、それぞれ3つのトピックに関する意見交換を行います。
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その後、全体で各自話し合ったことを発表をしました。
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議論の内容は、
・サンボーでは、アンコール・クラウと比較して、仕事の種類が少ない。
・サンボーの夜は静か。クラウ村は少しうるさい。
・サンボーで英語(外国語)を話すことができる人が少ない。
・サンボー遺跡には警備員が少なく、また安全面での問題もありそう。(崩落の恐れがある建物に関して)
・遺跡に至る道路は、アンコール地方の方がよく整備されている。コンポン・トムからサンボーに行くのは少し大変。
・将来的には、観光客数が増え、もっとより多くの仕事が生まれると思う@サンボー
・そして、その場合にはガイドのトレーニングや警備をしっかりすること、そして住民の遺跡に関する勉強が必要。
と、このようになりました。
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最後に今回調査に協力してくれたみんなと一枚。
今回、アンケート用紙は96枚配り、88枚回収できました。この回収率は驚異的です。
調査結果は、整理・分析を終わり次第、青年団およびASCAにフィードバックしようと思います。
また、今回、クラウ村青年団およびASCA双方にとって有意義な議論を持てたかと思います。今後ともクラウ村青年団とASCAの交流が続いていくことを願います。
明日からはクラウ村でアンケート調査を行います!
(くにすえ)
おまけ  白い袋の正体
さて2/4のブログにあった白い袋。
(以下、昆虫の画像がありますので、苦手な方は注意してください。)
中身はこちらです。
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クニョンという虫で、2月から3月にかけてのみ捕れるそうです。クニョンは昼間はカシューナッツの木の下の地面におり、夜間外に出てきます。
昼間はこのような棒で地面を掘って捕まえるのだそうです。
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夜間はライトを使って、近づいてきたところを捕まえます。
そして、その晩の夕食にはクニョンの素揚げが。
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味の方は、脂ののったかつお節のようでした。美味しかったです。
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この虫は通常、夜、仲買人がやってくるのでその時に売るそうです。
値段は1キロ当たり$2-3、この日は4時間ほどで750g捕れたそうです。
これも自然資源の一つですね。

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