皆様、明けましておめでとうございます!
バイヨン・インフォメーション・センターの吉川 舞です。
今年もバイヨンセンターのソパリー・タウリー共々、何卒宜しくお願いします!!
さて、昨年12月15日、2010年の最後を飾ったモックネアック小学校の社会見学会。
その2010年の締めくくりに、これまでになかった嬉しい出来事が起こりました。
今日は「嬉しい続報」をバイヨンセンターからお送りします。
12月18日土曜日の朝、いつものようにバイヨンセンターではソパリーとタウリーがお客様をご案内しています。私が庭に出て、その様子を眺めていると、センター入口にカラフルな服の小柄な影が・・・何だろう?と思って声をかけると、なんとモックネアック小学校の6年生3人組で、社会見学に参加した生徒たちでした!
おおお~!自ら進んでセンターに来てくれるなんて、社会見学史上初めて・・・感動。
対応した私とタウリーの方が興奮気味で「さぁどうぞどうぞ!なんでも見て行ってね。わからないことはタウリーさんにどんどん聞いてね。」というと、「自分たちでゆっくり見るから、大丈夫ですよー。」と逆に子供たちの方が冷静で、大人でした。苦笑
その後、私は遺跡へ出かけてしまったのですが、タウリーさんの写真付きレポで子供たちの様子をお楽しみください↓
~12月15日に先生と一緒にバイヨンセンターを見学した3人。「先生がセンターの内容が試験に出るといったので、3人でもう一度勉強に来ました。バイヨンインフォメーションセンターは、静かで、きれいなところなので私たちはとても好きです。」と言って現れた3人娘。初めに3人で尊顔の絵を描いていました。
「私は絵を勉強したことがありませんが、絵が好きなので描いてみます。下手なので、見られたら恥ずかしいです。」(ハニカミ!)
そして、自分たちでいすを持ってきて、座ってジャヤバルマン7世の経歴を読みながら、メモを取っていました。(真剣!)
3人で1階の展示パネルを見ながら1周。さらに2階へと進みました。パネルの写真を見ながら大きい声で読み上げ、楽しそうでした。「社会見学の時もパネルを読みたかったですが、説明を聞くのに必死で、時間がなかったです。」と言っていました。そしてよくわからない時には、私のところに聞きに来ました。
タウリーが「バイヨンインフォメーションセンターをどう思いますか?」と聞いてみると・・・
「カンボジアの歴史を勉強できるところです。今まで知らない歴史や遺跡などがよくわかりました。涼しくて、きれいなのでとても好きです。ここで勉強したことを友達や兄弟に伝えます。そして、時間があったら友達を連れてきます!」
との答えが!
社会見学をやっていてよかったな~と改めて思いました。こうやって、興味を持ってきてくれる子供たちがいてくれて、本当に嬉しいな、と。と同時に、バイヨンセンターが少しずつ、でも着実に地域に根付き始めていることを感じました。
JSTの社会見学会は、子供たちに遺跡や歴史に興味を持ってもらうための「ドア」。
それをさらに実感させてくれる出来事でした。
彼女たちは本当に、一緒に英語を勉強している友達を連れて、7人でセンターに遊びに来てくれました。
モックネアックの3人娘、本当にありがとう!また来てね~。
いつも子供たちの社会見学を支えてくださっている皆様、本当にありがとうございます。
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