今年も、小田原のはじめ塾の子供たち16名が、JST企画のカンボジア体験ツアーにやってきました!
遺跡見学、カンボジアの子供たちとの交流、トンレサップ湖水上生活の村への訪問、地雷博物館見学、伝統の森での染色体験、アプサラダンス体験など、6泊7日(機中泊1日含む)の日程をめいっぱい楽しんだ日本の子供たち。
新鮮な眼差しを通して見たカンボジアという地は、どのようなところだったのでしょう?
昨年同様、子供たちが毎日記録している「考現学」を通して、はじめ塾体験ツアーを御紹介します!
昨年は、日にちごとでしたが、今年は、テーマごとに・・・。
ということで、今日は、「遺跡見学」です。
<中学3年生>
アンコールワット、バイヨン遺跡、アンコール・トム遺跡、バンテアイスレイ遺跡、タ・プローム遺跡と何か所の遺跡にも行きました。
どの遺跡もとても良かったのですが、中でもアンコールワットがとても印象的でした。細かく丁寧に彫られていた彫刻に、私はとても驚きました。
いままであまり彫刻というものに出会った事がなく、学校でやる彫刻しか出会っていないといっても良い位で、見たことがなかったので、アンコールワットの彫刻には目を疑いました。何十メートルも同じ物が彫られている壁にはとても感動しました。
その当時の石工はすごい腕を持っていたんだなと思いました。
私もその当時に生まれていたら、石工が彫っているところを見られたのかな、って思いました。
←アンコールワットの彫刻
<中学3年生>
タ・プロームは、森と一体化していると聞いたので、どのような事なのだろうと思いました。
けれど実際に見て、木が遺跡と交わっているのがとてもしんぴてきでとてもよかったです。
また、ジャヤ・バルマン七世が母のために建てた寺院だと最初の方でチアさんがおっしゃっていたので、わかるような気がしました。
←タ・プローム寺院で記念撮影
<中学3年生>
カンボジアで初の遺跡見学「バンテアイスレイ」に行って、感動した。
とても細かい彫刻がされていたり、ピラミッド型の寺社になっていたり、至る所に工夫がされていて、本当に圧倒された。
日本でもたくさんの文化遺産はあるけれど、カンボジアはカンボジアらしい遺跡があって、国ごとの違いは本当におもしろいと思った。
日本の良い文化遺産を全て見たわけではないけれど、自分的にはカンボジアの遺跡などの方が好きだなー。
←バンテアイスレイ寺院
<中学3年生>
バンテアイスレイ遺跡の彫刻、もう他と次元が違う。扉というか入り口というか、そのようなものが、なんだかみんな異次元につながっているような気がして、みんなと違う入口から、他の人が見える範囲でたんさくしていました。
そこのいろいろな絵は、もう教えてもらわないと、全く理解できなくて、あぁ、教えてもらっても、なぜこのような絵になるのか不思議でたまりませんでした。
←ひとつひとつに物語がある、バンテアイスレイ寺院の彫刻
<高校3年生>
バンテアイスレイ遺跡では、チアさんが神話をたくさん話してくれました。けっこう親しみやすい話が多くてわかりやすかったです。
その中に彫られていた女神像は、「東洋のモナリザ」と言うだけあって本当に美しくてきれいでした。
あと、その周りには田んぼがあったりして、カンボジアの人たちの生活が見れてよかったです。
←みんな、熱心に”チアさん”の説明を聞いていましたね!
<小学5年生>
いせきに行って、絵の細かさとどう像の形にあっとうされ、心の底から力が抜けていく感じがしました。
いせきは、もよう一つ一つにストーリーがあって、日記とにているとも思いました。
木と一体化したものや、こわれたり盗まれたりしたものもあったけど、これも1つの歴史で、いろんな事があって人生ということを伝えたかったんじゃないかと思いました。
←タ・プローム寺院にて
<中学3年生>
大本命のアンコールワットは、その大きさにかんげきしました。
中には彫りものがたくさんあり、特に「天国と地獄」の彫りものがとてもリアルで少しこわかったです。
その後、修復現場へ行き、体験をさせてもらいました。
その体験とは、なんと土を固める作業で、とても地味な作業にみえますが、とてもたいへんでした。
<中学3年生>
バイヨン遺跡修復現場では、実際に働いている人たちのしごとをやらせてもらいました。
石灰土を混ぜた床を太い木のぼうでたたいていただけなのですが、見た目よりもすごくたいへんな仕事で、そこで働いている人たちは、本当にすごいなと思いました。
←バイヨン南経蔵修復現場での修復体験。
<高校3年生>
バイヨンには仏教とヒンドゥーのエリアがそれぞれあって、それを見て思ったことが、世界の中では今でも宗教の違いが原因で戦争が起こり、人が死んだりしているので、このバイヨンのように、すべての宗教が共存していくような社会に世界中がなればいいのにということです。
それは宗教だけでなく、それぞれの人間関係でも言えることで、お互いのことを尊重して、認め合うことができれば、絶対に平和になると思います。
なので、僕自身それがちゃんとできるように心がけて生活していこうと思います。
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