“女組”に負けて悔しがる”クラウ村男組”

受け入れ日記

「ノルおじさん、またリレー競走しようよ!」

最近、クラウ村コミュニティーセンターへ行くたびに、JST代表のチア・ノルは、村の男の子たちにせがまれています。

男組と女組に分かれて行った、クラウ村初めての男女対抗リレー競走。

1本勝負で行ったリレー競走に、わずかの差で男組が負けて以来、村の男の子たちは、そのときの悔しさをまだ強烈な思いで引きずっているようなのです。

ことの始まりは先月下旬。

毎年恒例の「後藤神父(チア・ノルの日本での里親)カンボジアツアー」に参加された皆さんが、クラウ村コミュニティーセンターで、子供たちに歌や遊びを披露して、子供たちと遊んでくださったときのこと・・・・・。

左端がチア・ノルの里親、後藤神父。

カトリック教会の神父でありながら、1980年代、日本で14人のカンボジア難民の子供を育てました。

また、この、クラウ村コミュニティーセンターに集まる子供たちが生まれるずっと前の1995年から、アンコール・クラウ村の小学校、橋、道路などの建設を支援してくださっています。

まずは、世界地図を見ながら、五大陸の歌を歌います。

子供たちはすぐに歌詞とメロディーを覚えてしまいました。

日本の歌、「さくら、さくら」を振り付きで披露。

趣味でシャンソンを歌われているとのことで、すばらしい歌声でしたね!

皆で、手まり歌も!

さらに、表に出て、スプーン競争も行いました!

4チームに分かれて行ったのですが、このあたりから、皆の競争心がむくむくと芽生えてきたようで、このスプーン競争だけでは、なんだか物足りない様子。

そこで、”女組”と”男組”に別れて、背の高い子から10名を代表に、リレー競走をすることになったのです!!!

輪投げの輪をタスキ代わりに、競争が始まります。

履いていたサンダルやくつは脱ぎ捨てて、はだしが一番!と真剣勝負。

中には、カモシカのようなすばらしい走りをする子も!

待ちきれない様子で、順番を待つ次走者。

応援も真剣そのもの。

そして、この勝負、”女組”の勝ち!!

大喜びして飛び上る女の子たち。

←悔しそうな”男組”の顔もちらっと。

今も屈辱を胸にかかえ続けるクラウ村の”男組”。

今度こそは絶対負けないぞ!と闘志を燃やしているようです。

さて、次の勝負やいかに???

(よ)

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