旅ブロ1-4:カエル海岸を歩く

旅の3日目 ~ ぶらり、ケップ海岸~

 

目が覚めたら、そこは真っ青な海でした。

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前日のバス旅の疲れと、出発前のシェムリアップでの日々の疲労のため、この日は朝9時起床。
カーテンの隙間からこぼれる外の明るさに魅かれてバルコニーに出てみると、
そこは一面、緑と青の楽園でした。

バルコニーのハンモックに揺られながら、遠くの海を眺めてボーっとする。

 

あぁ、まさにバカンス!
誰もが憧れるような、素晴らしい休日の朝。

 

ケップの豊かさをさらに満喫するために、丘の頂上にあるレストランへ。
宿泊先のバンガローから徒歩5分でケップ海岸を一望する高みに到着。
丘の上に張り出したテラスからは、原色の熱帯林と海岸線、その向こうに浮かぶ島々。
さらに海岸沿いには点々とフランス植民地時代に建てらてたコロニアルの廃墟が独特の空気をまとってたたずむ。

 

朝のピークを過ぎて誰もいないレストランでおいしく朝食をいただいた後は、もちろん探検へ!

まずは昨夜真っ暗で全貌が分からなかったケップの海岸へ。

ケップとは正確には「カェップ」。クメール語でカエルという意味。

丘のスロープを下りていくと、少しずつ潮の匂いがきつくなり、海岸線に着くと
ヤシの木並木の砂浜に、「砂浜市」が立っていました。

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浜に泊まった船から運ばれてくるかごには、昨日同様カニがぎっしり。
よく見ると甲羅が青い!
カメラを向ける私にも、売り子のおばちゃんが声をかけてくる。
1kg、15000リエル(およそ$4)
安!!

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カニやエビ、焼きイカなどの海産物と一緒に衣類やおもちゃ、お土産の屋台も。
その中に、ありました!

もう一つのカンポット名物。
果物の王様と呼ばれる、こちら・・・

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そう、ドリアンです。日本ではそのきつい匂いのせいであまりいいイメージのない果物ですが、
カンボジアでは「素晴らしい香り」の代名詞。カンボジアの人はみ~んな大好き。
クメール語名の「トゥーレン」は、女の子の名前にもなります。日本でいうなら「かおるちゃん」?

トゥーレンの旬は5月から6月にかけて、ちょっと早いけどこの時期に、小ぶりなやつが出ていました。
名産地で、旬の時期。
このチャンスを逃すまじ、と友達へのお土産用にと3つ購入。3つで4kgと重量級。
1kg20000リエルだから、しめて$20と、けっこう高価なのです。カニより高い・・・。

旬のトゥーレンは全く臭くなく、胸いっぱいに吸い込むとまさに「ん~、いい香り!」
「お土産だよーん」と渡したときのみんなの顔を思い浮かべつつ、海岸散歩を楽しむ、至福の午前中。

 

(ま)

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