こんにちは!インターンの中岡です。
先日、シェムリアップ州と友好協定を結ぶ愛知県幸田町の訪問団がバイヨン中学校にいらしゃいました。
その際、シェムリアップ州の教育局長やその他関係者を招待し、バイヨン中学校でお茶会が開かれました。
お点前でお茶を入れるのはJSTスタッフのカンさんです。
事前準備として、今回お手伝いしてくださるスナーダイクマエの博子さんから1時間ほど茶道の所作を教えていただくだけで、うまくお茶を入れれるようになっていました。すごい!
実はこのお茶会の1週間前に、僕がバイヨン中学校で日本の「道」の考え方についてプレゼンしました。
カンボジアの伝統文化にはアプサラダンスや影絵などがありますが、日本には「〇〇道」と呼ばれるものがあります。例えば、華道や書道など、、
この「道」の意味は「心」を表していると説明し、
みんなが泣いたり、怒ったり、イライラしたりしても、「〇〇道」をすれば「心」が落ち着き、清らかな心もちになるんだよ。と伝えました。
日本人特有の感性を言語化して伝えるのには苦労しましたが、本番のお茶会でそうした感性に少しでも気づいてくれる事を期待しました。
さて、本番です。
カンさんとインターンの菜々美さんが浴衣に着替えて、お茶の準備をします。
まずはカンさんがお客様であるシェムリアップ州教育副局長のためにお茶を淹れます。
その間に博子さん、チアさんからお茶の飲み方やその意味の説明がありました。
まずは、お菓子を一口、、、、。
それに続いてお茶をゴクッと。
苦そうな顔をされていましたが、感想を聞くと美味しい。とのコメントが。
その後は生徒たちの番です。
今回は選ばれた20名の生徒が体験できることに。
みんなも同様にお菓子を食べて、お茶を飲みます。
嬉しそうですが、お茶を飲むと一転。
苦い!としかめっ面していました。
その苦さが美味しいんだよ〜と言いたいですが、自分もみんなぐらいの年の頃はお茶なんて苦くて飲めませんでした。笑
浴衣を着たカンさんや菜々美さんを見て、女子生徒が着たい!と言っていました。
(幸田町から浴衣を頂いたので、また浴衣の試着会も行いたいと思います!)
お茶会の後は生徒たちから日本語の歌やピアニカ、ココナッツダンスのお披露目がありました。
幸田町の皆様、山本専務、素敵な機会ありがとうございました!
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