バイヨン中学校で特別授業を行いました!

インターン日記(新田)
こんにちは。
 本日バイヨン中学校では特別授業を行いました。
まず初めに、遺跡はどのように修復されていくのか、JSTのスタッフであるタウリーさんが作成した、オリジナル絵本で子供たちに説明をしました。
そしてその後、カンボジアで淡水魚の研究をしてる佐藤智之さんが、先日NHKで特集されたので、佐藤さんと一緒にこの映像をみんなで鑑賞しました。
 まずは、校長先生の指示のもと、みんなで特別授業のための準備を行いました。
準備が進むにつれ、手持ち無沙汰になった子供たちは、、、
小物で遊び始めました。どうやら、特別授業が待ち遠しいみたいです。
(カメラを向けたら、素敵な笑顔をくれました。)
そして、空腹を満たしてから、、、
タウリーさんの絵本紹介から特別授業が始まります。
子供たちは興味津々でタウリーさんのお話を聞いてます。
それでは、遺跡がどのように修復されていくステップをここでも紹介したいと思います。
①まず初めに、”現状記録”です。遺跡の様子を細かく観察しながら建物が壊れていく原因を調べたり、崩れそうなところとそうでないところを見分けて行きます。
②”解体”です。大きなクレーンをつかって一つずつ丁寧に解体しています。
③”石材の修理”です。ばらばらにした石の一つ一つを修理していきます。
④最後に、建物とは別のところで組み立ててみて、しっかり寸法が合うかどうかを確認した後、もとにあったところに直します。
このように、いくつかの段階を踏みながら、遺跡は修復されて行くのです。
 次に、佐藤さんが特集されたNHKの番組を鑑賞しました。
今回この番組には、佐藤さんのお手伝いをしているバイヨン中学生の生徒や、
佐藤さんがバイヨン中学校で行った特別授業の様子も映っており、子供たちは自分が映っていて、大興奮です。
佐藤さん自身も釘付けです。
こうして、今回の特別授業は無事に終えることができました。
最後に、みんなで教室をきれいに直して、満足そうに子供たちは帰って行きました。
新田

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