YAMANAMI Free school での日本語授業について

インターン日記(新田)
 こんにちは!インターン生の新田です。
私が担当していた、YAMANAMI Free Schoolでの日本語の授業も今週で最後になりました!
そこで、今までやってきた日本語授業を紹介します!
YAMANAMI free school での日本語授業は日曜日の9時から12時頃まで行なわれていました!
私は9時から10時半までを担当しており、
5月から8月まで全部で10回の授業がありました。
 基本的に生徒のみんなとのコミュニケーションは英語です。
生徒は1人の時もあれば5人の時もあります。毎回メンバーが変わります。
雨期に入ると、みんな田植えに忙しくて授業に来ている場合ではなくなったり、高校3年生は卒業テストの勉強する為に日本語の勉強どころではなくなったり、(高校の卒業テストにパスできる人は学校の全体の10%だけだそうでうす。残りの90%はもう一回高校3年生をやるか、学校を辞めて働きだすかだそうです。とても難しいテストらしく、卒業テスト前はみんなひーひー言ってました。結果は8月30日発表だそうです。)
 私がこの授業を担当する前は、JSTスタッフが約2年間日本語を教えていたので、
みんなあいさつや簡単な自己紹介、また単文ではありますが少し日本語を話す事ができます。
 初めての授業の時、何を勉強したい?と質問したところ、
日本の文化について知りたい!日本語で話せれるようになりたい!そんな声が多かったので、
ここの授業では、日本とカンボジアの文化の違いを話し合ったり、
テキストを使って日本語を教える事にしました!
 初めのクラス4回は文化の相違についてです。
学校・食文化・親戚の呼び方・世界遺産について話し合いました。
生徒の皆は 、学校の話では授業費の高さに驚いたり、食文化ではキャラクター弁当に驚いていました。
また、生徒以外の遊んでいた子達も一緒にビデオをみて一緒に驚いてくれました。
 そして、逆に私もカンボジアの授業費は無料なはずなのにコピー費やインク代など、科目ごとに先生に払わなければ行けない現実や、学校の授業だけではテストをパスできないので、街の子達は授業後塾に行き勉強するのに、村の子達は貧しく塾に行けない現実。
また、食文化に関しては毎日4時に起きて家族の為に朝ご飯を作っている子がいること。
毎日同じものを食べている子がいること。栄養失調で髪の毛が茶色い子がいること。
たくさんの事を教えてもらいました!
 途中2回の授業は日本の学生からきた8通の手紙の返事をかきました!
一つ返事を書くのが一苦労です。
まずは、英語で日本語の文が理解できてるのか確認して、理解できたら次に英語で返事を書いてみて、最後に日本語に訳す。道のりは想像以上に長かったです。
分からない単語を説明していたらあっという間に授業が終わってしまいました。
また、ちょうど雨期の時期とかぶり一回目の授業が1人。二回目の授業は2人。
宿題も沢山だし、期限ぎりぎりになんとか書き終えました。
残りの4回は日本語の簡単な会話とテキストを使って日本語を教えました!
例えば、
私 「あなたの好きな食べ物は何ですか?」
生徒「アモックです」
ここまでは、生徒は教えなくてもちゃんと答えてくれます。でも、
私「アモックってなにですか?」
この質問に対しては答えれません。
アモックは何かを英語で確認しあい、日本語ではなんというのか教えてあげます。
(ちなみに、アモックはフルーツ?らしいです。アモックといわれると、カンボジアの伝統料理の白身魚のココナッツ蒸しを想像しますが、彼いわくフルーツもあるみたいです。)
また、今はテキストを使った授業を行なっています!
て形・ます形、〜したいです。を教えています。
「たべます・たべて」「寝ます・寝て」「書きます・書いて」
て形は外国人にとったら一つの山場なんだそうです。
 最後の授業では何人の生徒たちが来てくれるか分かりませんが、
いつもの授業と同じように、笑いが絶えない授業にしたいです!
そして、雨が降らない事を祈ってます!!
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