日本の運動会で一番の目玉といえば、リレー。
先日バイヨン中学校では、オアシスの金田先生によるリレーの授業がありました。
こんにちは!今でこそ体が重くて俊敏に動けませんが、
実は小学校、中学校、高校ではいつもリレーの選手だった仲尾です(笑)
写真は、リレーでのバトンパスの重要性について説明を受ける生徒たちです。
「日本のリレー選手は、一人一人の足が速いというよりバトンパスが上手いです。そのため最近では、世界でもいい成績を残せています。」
ということで、バトンパスを磨いて今よりもっと早くゴールできるようになりましょう!と練習が始まりました。
バトンパスのやりかたを各チームで確認中。
走る順番も大事です。スターターを誰にするか、アンカーを誰にするか話し合います。
右手でバトンを持って次の走者の左手に渡す。
バトンパスの基本です。
運動会前の練習では、走ることに集中するあまりできていなかったこの基本の動き。
練習の成果もあってか、ずいぶんとできるようになりました。
負けず嫌いな生徒たち。全力疾走です。
一レースが終わるごとにミーテイングをし、どうすればもっと良くなるかを話し合います。
どうやら、
スターターは足の速い子がするのが良いのではないか、
バトンパスのときは、バトンを受け取る人が少しリードして走っておこう、
というような話し合いが行われていた模様。
少し前までなら生徒たちはそこまで考えられなかったと思います。
“どうすれば今より良くなるか自分で考える力をつける”
金田先生のご指導が生きてきた、と思った瞬間でした。
リレーの場合、トラックはオープンコース(スタート時のレーンと別のレーンを走って良い)です。
ただ、セパレートコースとオープンコースの区別がまだついていない生徒もいて、
同じレーンをずっと走ってしまうというケースも多く見られました。
これでは走る距離がほかのチームより長くなってしまい
追い越せるところも追い越せません…。
金田先生がもう一度二種類のコースについて説明。
生徒が完全に理解したところで、気を取り直してもう一レースです!
(ちなみに私は人数合わせのために四レース走ったため、翌日足がぶるぶるしていました(笑))
位置について、よーいドン!
オープンコースについて理解した生徒たち。
トラックの内よりを走ることが出来ています。
線をはみ出ないように両手を広げるルー校長(写真右)の姿も。
ルー校長も体育の授業を見学されるのがお好きで、今回は見学だけにとどまらず
生徒に混じってリレーに参加していました。
あまり走るのがお得意ではないようで、生徒に抜かされてしまっていたのはここだけのお話です(笑)
最後にもう一度!バトンパス時の手の動きについて復習。
生徒が習得しても、教える先生が理解していないと意味がない、と金田先生。
体育の先生も熱いご指導をうけ、理解もバッチリだそうです。
これで金田先生が帰国された後も大丈夫ですね!
リレーは全員でパスをつないでいくレース。
全員の息がぴったり合ってバトンパスがうまくいくと
ほかのチームに差をつけることが出来ます。
走者の足が速いか遅いかで、次の走者がバトンを受け取るときにどのくらいリードするのか、
その距離も考えなければなりません。
走者の順番によっても結果がずいぶんと変わってきます。
勝つためには頭を使って考えることが大事。
みんなで話し合い、どうレースに臨むか決める過程が重要なことが分かりました。
リレーがこんなに奥深い競技だったとは…。
私は次の走者目指してつっ走っているだけだったな~と反省しました…(笑)
金田先生からの熱血指導を受けた生徒たち。
次にリレーをするときには、華麗なバトンパスを見せてくれることでしょう!
金田先生もことあるごとにおっしゃっていますが、
「目指せ新記録!」
過去の記録をどんどん更新して、ニューレコードを生み出してほしいです。
仲尾
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