フリースクール in アンコールクラウ村

村の子供たちの英語教室
こんにちは!インターン生の滝澤です。

今日はアンコールクラウ村にある
Angkor Krau Community Centerのフリースクールでの授業について
お話したいと思います♪
まず、アンコールクラウ村の名前の意味、
みなさんはご存知ですか?
アンコール=都
クラウ=外
つまり「都の外」という意味です。
過去、人々は都の中、アンコール・トムの中、つまり王宮の近くに住んでいました。
アンコール時代に、王宮に住んでいた家臣が
王に仕えていた女官に手を出してしまいました。
結果王の怒りを買ってアンコール・トムの外に追い出されてしまったのです。
その子孫が作ったのがアンコールクラウ村だと言われています。
この村はアンコール・トムの北方面で比較的近い場所にあります。
なので遺跡修復の仕事をしている人も多いんです!
お家や村で撮った写真を少し…
お家が高床式なんです!
カンボジアで高床式が取り入れられている理由は
1.家の下の空間が影で涼しい空間になるから
2.農業等の道具を置く物置場にするため
3.夜中野生の動物が襲ってくるのを避けるため
4.雨季洪水になっても流されないため だそうです。
日本の歴史を思い出させる1枚ですね!
他には家畜の豚さんや…(かわいく撮れたと自画自賛してます!(笑))

緑が多くて真っ青な空とすごいマッチしている素敵な村♪
↑この写真お気に入りです(笑)
ここまでが村の紹介になります(*^^*)
さて、次はフリースクールのご紹介!
フリースクールは我々JSTが運営していて、
アンコールクラウ村コミュニティーセンターの中にあります♪
村の人々は自給自足の生活が多く、現金収入を得ることは容易ではなくて
都市部の人々と比べるととても貧しい生活を送っています。
そこでJSTでは村の子どもたちが英語や日本語を学び身に付けることで
将来の仕事の選択肢が広がり生活も少しずつ豊かになるのでは…と考え
アンコールやまなみファンドの支援を得て2005年英語のフリースクールを始めました。
今では毎日の英語授業のほかに、日曜日に日本語や絵画教室も行っています。

ここが授業している教室です。
いっぱい絵があるのがおわかりでしょうか?
これは生徒が絵画教室で書いた作品たちです(*^^*)

こちらは図書室になります!
別角度から見ると…

こんな感じです♪奥が教室になっています。
ここで村の英語の先生が、毎日英語を教えています。
そして私は毎週火曜日の英語の授業の補佐をしています!
まず先生がその日の授業内容をホワイトボードに書きます。

生徒たちはそれをノートに書き写します。
みんなが書き終わるまでみんなの進捗を見るべく
ぐるぐると見回ります。

ふと撮った1枚。手前の男の子素晴らしくいいカメラ目線(笑)
彼は兄弟についてきた弟くんだと思われます(*^^*)
だいたい書き終わったのを見て、今度は私が前に立ちます。ドキドキ…
この日は「対義語」がテーマでした。
tall⇔short, young⇔old, big⇔small, long⇔short 等々。
最初は読む練習♪repeat after meをしました。

みんな元気よく繰り返し読んでくれました!
リピート練習のあとは一人ずつ当てて発音練習。

(なんか私ぎこちない…)
そのあとは、物や人を使ってより意味をしっかり覚えるようにしました。
この日は私がお世話になっているスタッフたちが見学していたので
少し手伝ってもらい

tall and short(笑)
そのあとは生徒自身でペアをつくり相手と身長は年齢を比較して
I am ○○と発表してもらいました!
奇数だったので1人は私とペアを組み比べてみました!

まさかの私が小さい役。(笑)
他にも私がI am old, and you are youngといったとき
心なしか自分で少しショックを受けました(笑)
事実みんな私より断然若いです!!
この内容が終わったあとは私が準備した歌の練習をしました♪
twinkle twinkle little star
how I wonder what you are
この歌ご存知ですか?きらきら星です(*^^*)
最初は難しかったけれど、みんなのみ込みが早い!
数回聴いて鼻歌を歌い、そのあと
私がホワイトボードに書いた歌詞をみながら
みんなで合唱しました!
この日の授業が2回目だったのですが、
みんな明るく「毎週来てくれるの!?」と聞いてくれたときは
すごくうれしかったです。
次の授業からは最初から最後まで授業内容も構成も
なにもかも任されることになりました。
ここでも退屈しないたのしい授業を心掛けたいと思っています。
滝澤

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