みなさん、こんにちは。
なんと、JSAおよびJSTの活動がテレビで放映されることになりました!
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NHKBS「地球アゴラ」
9月13日(日)
夜10:00より10:59まで
番組HPはこちら>>http://www.nhk.or.jp/agora/
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海外で活躍する日本人の特集ということで、JASA技術顧問であり、JSTのコアメンバーでもある
下田一太が取材の対象となりました。
9月初旬、取材はバイヨン寺院南経蔵の修復現場の様子や下田の1日の仕事の様子を中心に
進められました。(詳しくは番組を!)
さらに、この機会に合わせ、JSTで最近子供たちが夢中になっている
絵画教室をバイヨン寺院の中でやろう!ということになりました。
「バイヨンお絵かき大会」当日。
いつものようにアンコールクラウ村からユニックに乗って登場した子供たち。
絵画教室の笠原先生が来るのを待ちきれないように、
そわそわ・がやがやしています。
試しに聞いてみると、この日集まった80名ほどの子どもたちの中で、
これまでバイヨン寺院に入ったことがある子は、4分の1ほど。
寺院から最も近いアンコール・クラウ村の子どもたちですら、遺跡をじっくりと見たことがない
という事実を改めて認識されられます。
先生から、画板と画用紙と鉛筆を渡された子供たちは
意気揚揚と遺跡の中に入っていきます。
こうなると、取材班のカメラが来ようが、マイクが来ようがおかまいなし。
今までに見せたことがないような集中力で画用紙に向かい合う子供たち。
クメールの天女として知られるアプサラの彫刻を描く子、バイヨンの尊顔に挑む子、
寺院内の建物から描く子、なぜそこを?というくらい、苔むした細か~い文様を選ぶ子、
対象の選択にもそれぞれの個性がでます。
描いては消し、消しては描きを繰り返しながら転々とする子もいれば、
無心になって尊顔の塔を見つめる子も。
その視線は将来の修復専門家を思わせるような・・・。
こうして午前中をたっぷり使って描き上げた力作のうちのいくつかは、
「地球アゴラ」のスタジオにも届けられています。
地球アゴラ放送当日には、取材映像だけでなく、シェムリアップとスタジオを
スカイプでつないだ生中継も行われます。
(ま)
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