5月26日(火)
愛知県蒲郡市からいらしたNPO法人オアシスの5名の皆さんが、先週末より、JSTと共同で、アンコール・ワット前の道路沿いにて植樹を行っています。
当初、昨年できたアンコール・ワット前の大駐車場西側の道で植樹を行う予定で、そのエリアを管轄しているアプサラ遺跡保存局からも了承を得ていました。
しかし、植樹日当日の朝、担当者から電話があり、「そのエリアは今後排水溝などをつくる計画があるのだが、まだ配置計画がしっかりできていない。植樹時期をずらしてほしい。」との要請がありました。
申請書類を提出し、許可されていたことが当日不可能になる・・・・カンボジアではよくあることです。
幸い、オアシスの皆さんは、そのようなカンボジアの状況をすぐにご理解くださり、さっそく指定された別のエリアでの植樹が始まりました。
皆さん、記念撮影をしながら、なごやかに植樹活動を行っていました。
←道の突き当たりに、アンコール・ワットがちらっと見えます。
暑い日差しの中、カンボジアの固い土に鍬を入れるのは大変なことだったでしょう。
急遽、”つるはし”を購入しての作業となりました。
また、現在、カンボジアは雨期のシーズン。
時々、雷とともに大雨が降りだしたりして、作業が一時中断となる場面もありました。
植樹の途中では、道沿いの民家の”軒先”で休憩し、地域の人々の生活に触れたり、JST代表のチア・ノルからカンボジアの生活やポル・ポト時代の話などを聞いたりして、少しずつカンボジアに対する理解を深めていらっしゃいました。
オアシスの皆さんは、次回、11月にも2週間いらっしゃり、カンボジアでボランティア活動をされるご予定とのことです。
(よ)
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