こんにちは!
今日はバイヨン中学校で行われている菜園プロジェクトについてご紹介します。
バイヨン中学校では校庭の一角で野菜や果物の栽培を行っています。
この菜園では今、なすやかぼちゃ,きゅうり,バジルやミントといった香草を
先生と生徒たちで育てています。
バイヨン中学校のある地域では、東南アジア特有の高温多湿の気候や
栄養の少ない土壌のために農作物が育ちにくいのが現状です。
そのため、収穫量もどうしても少なくなってしまい農業以外にも仕事をして
家計をやりくりしている家も少なくありません。
ここバイヨン中学校では、
栽培について試行錯誤をしながら化学肥料を使わず農作物を作っています。
農業指導員の方や熱心な先生方、そして生徒たちのお世話のおかげで
この暑い日差しの中、作物たちはすくすく成長しています。
栽培に関心のある生徒を中心に、野菜の育て方をみんなで学習しています。
実際に育てながら学べるのは生徒にとってとてもよい機会ですね。
そして彼らが作った野菜はCafe Moi Moiが買い取って
実際に食材としてみなさんに提供しています。
今日収穫したのはこちら!
みなさん何だか分かりますか?
奥にあるのはかぼちゃです。
日本のかぼちゃとは見た目も異なりひょうたん型をしていますね。
そして、手前の茎のある葉っぱはなんとカンボジアバジルだそうです。大きい!
取れたての野菜たちを持って帰って、さっそく調理してもらうことに
どんなお料理に変身するのでしょうか…
写真はカンボジアバジルと青マンゴーを使ったサラダ「ニョアム・スヴァーイ」です。
ちょっぴり酸味のきいているカンボジアらしいサラダでとってもおいしいです!
かぼちゃの炒め物「チャー・ラパウ」です。
ほくほくして甘くておいしい!
やっぱり取れたてのお野菜は新鮮でおいしいですね!
先生と子供たちが作った野菜は
こうしておいしいお料理に生まれ変わります。
このプロジェクトによって、将来的に授業料や教材費がまかなえるように
なっていけばいいな…と思いました。
籔内
このプロジェクトは、あいちモリコロ基金活動助成を受諾し、
名古屋環未来研究所とJSTが共同で行っているものです。
コメント