インターン日記④―基礎調査終了!

平田です!

すっかり更新が遅くなって申し訳ありません!

ここ数日は、JSTにいらっしゃったお客様と一緒に子供たちに混ざって遊んだり、

トンレサップ湖とその周辺の水上生活をしている村へ観光へ行ったり、

楽しく過ごしました。

そして今日!

クラウ村基礎調査の目標であった50家族へのインタビューが完了しましたー!!!

 

これまでの調査を通して気づいたことをいくつかあげてみます。

当たり前のことなのかも知れませんが、私にとっては新鮮なおどろきがたくさんありました。

・村の中でも、地区ごとに教育水準や意識に大きな差があること。

・村の家族の多くは、農業とその他の仕事(遺跡修復チーム、APSARA、ホテル、

 建設作業員、自営店、遺跡周辺でのみやげ物販売など)を両立させていること。

・中でも遺跡修復チームは比較的高収入で人気の高い職業ですが、

 どの国のチームで働いているかによって、

 もしくはどのような労働内容かによって、収入や待遇に差が見られること。

・村の人は、農業をとても大切にしているということ。

(もし他の仕事でお金がたくさん稼げるようになっても、農業は絶対に続ける!

 と言う人が多くいました。これは少し意外でした)

・村では、たくさんの種類のお米が作られていること。

・ただし、家族が食べるのに必要な一年分のお米を、

 自分たちの収穫ですべて賄える家族はほんのわずかだということ。

 (多くの家族が、毎月足りない分のお米を店で購入しているようです)

・さらには、お米を作る土地もなく、他の職業にも就けず、

 (返すあてがないために)借金をすることもできず、

 医者にかかることもできない貧しい家族が少なからず存在するということ。

 

遺跡と地域の人々が、経済的にも精神的にも豊かに繋がる社会が理想的だと私は思います。

でも村の状況は、まだまだそれどころではない。

第二段階の調査では、ターゲットを絞ってディープインタビューを行う予定です。

何か見えてくればよいのですが!!

これからまずはデータ整理にとりかかり、その後質問項目を練り直します!

 

と言いつつ。。。明日、明後日の二日間は、調査をお休みし、

シェムリアップを離れる予定です!!

さて私はどこに行くのでしょう??

また後日ご報告するのでお楽しみに!

 

次は写真をアップできるよう頑張ります!

 

それでは。

 

ひらた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 吉川ファミリー より:

    八月にファミリーでおじゃました吉川母です。
    平田さんに何度もシャッターを押してただいた集合写真
    楽しかった旅の素敵な思い出に出来上がりました。
    平田さん、調査随分進みましたね。
    「幸せなら手をたたこう」を披露してくれた
    クラウ村の子供たちの環境と経済の歪、
    何が必要で足りないのか?
    これからの調査報告も見たくなりました。

  2. ひらた より:

    コメントありがとうございます!
    短い時間ではありましたが、吉川ファミリーの皆様と楽しい時間を過ごさせていただいたこと、
    本当に感謝しています。
    私は恥ずかしながら、村の貧困や教育の問題をほとんど知らずに今回の調査を始めたのですが、
    たくさんの家族にお話を聞かせていただいて、改めて村の現実を突きつけられた思いがしました。
    インターンも残り一週間となりましたが、
    最後まで精一杯頑張ります。
    ブログでも成果を更新していけたらと思いますので、
    これからもご覧いただければ嬉しいです。
    本当にありがとうございました!

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