こんにちは。
JSTインターン生の増原です。
2年前に開校したバイヨン中学校ですが、実はまだ完成式典を行っていませんでした。
そこで、支援者の間から、3学年全員が揃う2016年初めに、完成式典を行おうという話が持ち上がっていました。
支援者は半年前から日程を決めようと準備していましたが、カンボジア政府側でなかなか日程が決まらず、ようやく決まったのは、なんと式典の5日前!
1月16日(土)となりました。
そして、支援者の皆さんは、3日間の余裕をみて航空チケットを予約・購入していたのと、
16日の完成式典は州政府が進行を取り仕切り、スピーチも3人と限定されていることから、
その前日の15日に、支援者と生徒・先生だけでプレ完成式典を行おうということになりました。
当日は、朝から準備で大忙し。
子ども達は進んでお手伝いをしてくれ、お花紙や風船を飾り付けました。
準備のあと、
バイヨン中学校に支援をしてくださっている、
ハワイ・ホノルルロータリークラブ、
東京新橋ロータリークラブ、
京都ロータリークラブ、
一宮中央ロータリークラブ、
NPOオアシス、
山本さん
がバイヨン中学校に到着され、プレ竣工式が行われました。
州の教育長も来られて、
教育長、バイヨン中学校の支援者からお言葉を頂いたあと、支援者への感謝状と、盾が、手渡されました。
そのあとは、生徒代表の女の子が、支援者に対するスピーチをしてくれました。
スピーチの中で、彼女は
「支援者に恩返しをするため、これからも一生懸命勉強し、カンボジアのために貢献する。」
と言っていました。
国境を越えた様々な方々から支援を受けているバイヨン中学校の卒業生なら、
きっとカンボジアのリーダーとして、社会に貢献してくれる生徒が大勢出てくるでしょう。
プレ完成式典が終了したあとは、支援者の方々と生徒が写真を撮るなどの交流をし、お昼ごはんをバイヨン中学校で食べ、半日のプログラムを修了しました。
バイヨン中学校が、ここまで続けて来られてのは、本当に支援者の方々のおかげだなと改めて感じた一日でした。
明日はいよいよ完成式典本番。そして17日は運動会です。
また、ブログでそれらの様子についてお伝えします。
増原早紀
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