民俗学者アン・チュリアン先生の特別授業のお知らせ

バイヨン中学校では、第3回特別授業として、カンボジアを代表する民俗学者アン・チュリアン先生をお迎えすることになりました!

 

日時;2013年11月21日(木)9時~10時
場所;バイヨン中学校
授業概要;アンコール遺跡群と近在に暮らす人々の祭りや習俗、信仰との関わりについて
言語;カンボジア語(カンボジアの中学生向けです)
入場無料、予約は必要ありません。
お誘い合わせのうえ、ご参加ください!
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アン・チュリアン氏(63歳)について
アン氏はカンボジア王立芸術大学で人類学・考古学を専攻後、1974年フランスに留学。ポル・ポト内戦中はフランスにとどまり、クメール文化の研究を深め、民俗学博士号を取得した。
帰国後はアンコール遺跡群の復興・保全責任者に就任し、アンコール遺跡群の世界遺産登録に貢献。また、母校・カンボジア王立芸術大学の考古学教授として教壇に立ち、「カンボジア人によるカンボジア文化、生活の研究」の大切さを説き、民族の起源や特徴を生活様式の中からひもといている。
母国カンボジアをこよなく愛する思いと、学問への真摯な姿勢から、卒業後も氏を慕い、カンボジアの精神文化を受け継ごうとする卒業生が多数いる。
2011年には福岡アジア文化賞大賞を受賞。
来月12月1日には、カンボジア文化を研究するNGO「YOSOTHOR」を設立し、代表に就任予定。
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バイヨン中学校では、今後、中学生向けのカンボジア民俗学実践授業(伝統音楽と楽器、農業と農機具、舞踊と神話など)を展開していく計画があります。
それに先駆けて企画されたこのアン・チュリアン先生の授業。生徒たちがどのような関心を示すか楽しみですね!
(よ)

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