こんにちは
NPO法人オアシスのみなさんの活動を引き続きご紹介します。
オアシスのみなさんは、
バイヨン中学校での体育・理科の授業の他に
ワットスラッロムチェイ小学校でマジックの公演と給食サポートをしてくださいました。
ワットスラッロムチェイ小学校は、バイヨン中学校からさらに奥に位置しています。
この小学校のある地域もクラウ村同様電気が通っていません。
私たちが訪問した日もみんなは元気にお勉強中!
私は今回初めてこの小学校を訪ねたのですが、
まず校舎の中を見ていて驚いたのが、一つの教室に2学年の生徒がいるということです!
どういうことかというと...
教室の前と後ろに黒板があり、半分は2年生が
もう半分は4年生がそれぞれの授業をしていました。
そしてもう一つ気づいたことがあります。
それは、学年が上がるにつれて生徒の数も少なくなるということ。
1年生では20人以上の生徒がいるのですが、
学年が上がるにつれて生徒の数も減り5年生のクラスでは10人にも達していませんでした。
勉強したくても家のお手伝いをしないといけないから続けられない
学校に通うお金がないから辞めないといけない
妹や弟のために自分は働かないといけない
そんなカンボジアが抱えている教育の現状を
ここでも、改めて感じた時になりました。
授業が終わり、日本の人が何か見せてくれるということで
子供たちは一斉に教室に集まります。教室は超満員!
なにが始まるんだろう?
みんな興味津々でオアシスの方を見つめています。
ここでは、オアシスの方がマジックを披露してくださいました!!
おなじみの曲にのせてさまざまなマジックが飛び出します。
布からお花が飛び出したり
入れたはずのものが消えたり
予想外の出来事にみんなびっくり!!
なんで?と首を傾げたり探したりする子も...
みんなわくわくキラキラした目でマジシャンを見つめていました。
そして最後にはみんなで紙風船を膨らまして、マジックの公演は終了しました。
マジックの公演が終わったら、みんな紙風船を手に校庭に飛び出していきました!
カラフルな紙風船が空を舞ってとってもきれいでした~
さて、みんなが紙風船で遊んでいると...
近くからなんだかいいにおいがしてきました~
そう、今日はオアシスのみなさんの移動給食の活動として、
アンコールクラウ村のおばちゃんたちが
朝からおかゆを作ってくれていたんです。
かぼちゃや鶏肉・お野菜の入った栄養満点のおかゆの完成!
みんなも自分のお皿をもって集まってきました。
先生たちが一人ずつにお粥を取り分けていきます。
気になるお味は...
みんなの表情からも見て分かりますよね。
もう一心不乱に食べていてカメラにも気づいてくれません(笑)
みんな美味しくっておかわりが止まりません。
おかわりを求めてみんな手を挙げて先生にアピール。
先生は
大忙し!!
大忙し!!
この日は大きなお鍋一つと中ぐらいのお鍋一つ分のお粥が用意されていました。
とってもおいしかったので、みんな完食!!
こんなにきれいになくなりました!
みんなおいしかったね。ごちそうさまでした!
食べ終わった後はみんな自分のお皿をもって井戸に向かいます。
もちろん、後片付けまでちゃんとしました。
~番外編~
お粥に入っていた鶏肉の骨。
人間のみんなが残したものは校庭にいた犬が
生徒たちの食べ残しも含めてきれいに食べてくれました!!
これにてオアシスさんがシェムリアップでされた活動の全報告は終わります。
普段とはまた違った生徒の様子が見れたり、
今まで行ったことのなかった地域に同行させていただけたりと
私自身も学びの多い時間になりました。
籔内
コメント